変動金利で4800万円借りた5年間│金利変動と借り換えの経緯を公開

変動金利で4800万円借りた5年間|金利推移と借り換えの経緯を示したアイキャッチ
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「変動金利って本当に大丈夫?」
「金利が上がったら破綻しない?」

住宅ローンを組むとき、多くの人が一度は悩む問題です。

私たち夫婦も、4,800万円という大きな借入を前に同じ不安を抱えていました。そして実際に変動金利を選び、5年間返済し、さらに借り換えも経験しました。

この記事では、
✔ 変動金利を選んだ理由
✔ 金利上昇時にどう動いたか
✔ 実際にいくら得したのか
を、リアルな数字で公開します。

実際に私たちも最初は不安を感じていましたが、住宅ローン診断サービスでシミュレーションを行ったことで、動くべきタイミングと方法が明確になりました。

5年間の金利の変遷は以下のとおりです。

  • 2021年11月:4,800万円・変動金利0.55%・元利均等・35年でスタート
  • 2024年12月:銀行より翌月から0.7%への引き上げ通知を受ける
  • 2025年3月:借り換えを実施(金利0.265%・元金均等・31年)
  • 2025年7月〜:金利0.495%に変動(2026年4月現在も継続)

そして5年目の今、「変動を選んで正解だったか」と問われれば、結論から言うと「変動金利を選んで正解だった」と感じている。

ただし、最初から確信があったわけではない。
本記事では、私たちがなぜ変動金利を選んだのか、その後5年間で何が起きたのかを、実際の数字とともに記録する。

1.変動金利を選んだ当初の3つの理由

変動金利を選んだ3つの理由|住宅ローン選択の比較検討イメージ

理由① その時点で最も金利が低い選択肢だった

将来の金利がどう動くかは、誰にも正確には分からない。
有名な経済評論家がどんなに予想しても、35年という長い返済期間中すべてが当たることはないだろう。

だとすれば、「予想に賭ける」より「今選べる中で最も条件が良いもの」を選ぶ方が合理的だと考えた。
当時、変動金利は固定金利に比べて明らかに低かった。これが最初の理由だ。

【5年後の結果】2026年4月現在、変動金利は0.495%。借り入れ当時に比較した固定金利の水準をいまだ下回っている。「低いうちに選ぼう」という判断は、結果として正解だった。

理由② 金利が上がってもどこまで耐えられるか確認した

変動金利の最大のリスクは、金利上昇による返済額の増加だ。
私たちは「金利が2%になったら」「3%になったら」という複数のシナリオで返済額をシミュレーションし、それでも家計が成り立つかどうかを事前に確認した。

「変動は怖い」ではなく「いくらまで上がっても大丈夫かを数字で確認する」。
この一手間が、変動金利を安心して選べた根拠になった。

※変動金利のメリット・デメリットについては、別記事でも詳しく解説しています

理由③ 状況が変わったときに見直せる柔軟性があった

変動金利は、状況が大きく変わったとき、借り換えという形で見直しができる。当時の私たちにとって、それが「固定より前向きに選べる理由」のひとつだった。

ただし実際に借り換えを経験した今は、少し考えが変わっている。借り換えには事務手数料や司法書士代など100万円超の諸費用がかかるし、手続きの手間も相当なものだ。「気に入らなければ借り換えればいい」というほど気軽な話ではない。

それよりも大切なのは、最初にローンを組む段階でしっかり比較し、その時点での最善を選ぶことだと今は思っている。借り換えはあくまで「状況が予想外に変わったときの選択肢」として持っておく、という位置づけが正しい。

2.1〜3年目:元利均等で月125,664円を返済

変動金利1〜3年目の月返済125,664円のイメージ|元利均等返済管理

実は当初、私たちは元金均等型での返済を希望していた。
しかし購入した土地がまだ換地前の新規分譲地だったため、対応できる金融機関が限られ、
結果として元利均等型でのスタートとなった。

毎月の返済額は125,664円。
金利が安定していたこともあり、特にトラブルもなく返済を続けた。

ただ、入居から2〜3年が経ったころ、住宅ローン金利の上昇に関するニュースが増えてきた。
変動金利で借りている私たちにとって、他人事ではなかった。

3.3年目:借り換えを決断した経緯

住宅ローン3年目に借り換えを決断した経緯のイメージ|金利上昇の転換点

2024年12月、銀行から「翌月より金利を0.7%に変更する」旨の通知が届いた。
変動金利には5年ルール(金利が変動しても5年間は返済額が据え置かれる仕組み)があるため、当面の月々支払額はすぐには変わらない。しかし将来的な支払増加は避けられない状況だった。

「一度ちゃんと見直してみよう」と思い立ち、最初は「どうせ大した差はないだろう」と半信半疑だった。

試しに住宅ローン比較サービスの「モゲチェック」に現在の条件を入力してシミュレーションしてみた。すると、予想外の結果が出てきた。適用予定の0.7%と借り換え先の0.265%では金利差が0.435%。試算してみると、返済総額に大きな差が生じることが分かった。

項目借り換えなし借り換え後
金利0.7%0.265%
月額約131,308円約135,552円
総返済額約4,884万円約4,565万円

👉 差額:約319万円
👉 諸費用(約131万円)差引後:約188万円の節約

それでも計算すると、0.7%で返し続けた場合と比べて総返済額は約319万円少なくなる計算だった。借り換えにかかった諸費用(事務手数料+司法書士代の合計約131万円)を差し引いても、実質約188万円の節約になった。

住宅ローンは金額が大きい分、「たった0.1%の差」が数百万円の差になる世界です。この実感があったからこそ、早めに動いて良かったと思っています。

「金利を下げる」だけでなく、「返済方法を元金均等に変える」という2つの変化を同時に実現できたことが、この数字につながった。

この差はかなり大きく、「もっと早く確認しておけばよかった」と正直思いました。今の住宅ローンが最適かどうか、一度数字で確認してみることをおすすめします。

👉 借り換えの最初の一歩──シミュレーションから判断までの実体験はこちら

4.3〜5年目:元金均等に切り替えて変わったこと

元金均等返済に切り替えて変わったこと|3〜5年目の月返済額の推移イメージ

借り換え後、返済方式が元利均等から元金均等に変わった。
元金均等は、毎月同じ額の元金を返済し、残高に応じた利息を上乗せして払う方式だ。

返済が進むにつれて残高が減り、利息も少なくなる。つまり毎月の返済額は少しずつ減っていく。

元金均等は毎月定額の元金を返すため、返済が進むほど利息が減り月々の支払いは少しずつ下がっていく仕組みだ。
実際の数字で見ると、借り換え直後の初月は126,947円(金利0.265%時)。その後2025年7月から金利が0.495%に上昇し、2026年4月現在の返済額は135,552円となっている。数字としての変化は小さい。

ただし借り換え前の元利均等(125,664円)より一時的に増えているのは、元金をしっかり減らすことで将来の利息を少なくするためだ。今多めに払うことで、じわじわと毎月の返済が軽くなっていく構造になっている。

5.5年目の今、変動金利を選んで正解だったか

変動金利を5年間選んで正解だったか|振り返りと結論のイメージ

正直に言う。後悔していない。

変動金利を選んだことで、金利上昇のニュースが気になる瞬間はある。
だが「選択の基準」を持っていたから、判断に迷わなかった。

  • 今の金利が最も低い
  • 金利上昇シミュレーションを確認済み
  • 状況が変われば借り換えで対応できる

そして実際に3年目に金利が動く兆しを察知し、借り換えで対応した。仕組み通りに動いた結果が、
約188万円の節約だった。

「変動金利は怖い」という声をよく聞く。だが怖いのは変動金利そのものではなく、
「何も確認しないまま変動を選ぶこと」だと今は思っている。

6.変動金利が向いている人・向いていない人

向いている人

  • 共働きなど、世帯収入が比較的安定している
  • 金利が上昇した場合のシミュレーションを事前に確認できる
  • 返済額が増えたとき、ある程度対応できる貯蓄や収入の余裕がある
  • 借り換えの手間を厭わない

向いていない人

  • 毎月の返済額が変わることに強いストレスを感じる
  • 1馬力で、収入の変動リスクが大きい
  • 返済余裕がほとんどなく、少しの増額でも家計が厳しくなる

どちらが正解かは家庭によって異なる。大切なのは「どれが得か」ではなく「自分たちに合っているか」を基準に選ぶことだ。

まとめ

  • 変動金利を選んだのは「今一番低い」「シミュレーション済み」「借り換え可能」の3つの理由から
  • 3年間は月125,664円の元利均等で返済を続けた
  • 金利上昇の兆しを受けてモゲチェックでシミュレーション→借り換えを決断
  • 0.7%→0.265%への借り換え、諸費用(約131万円)差し引き後の実質節約額は約188万円
  • 現在は元金均等で返済中。返済額は少しずつ軽くなっている

もしあなたが今、

  • 変動金利のままでいいのか不安
  • 借り換えした方がいいのか迷っている

なら、一度数字で確認してみてください。

私たちも「なんとなく不安」から一歩踏み出したことで、結果的に約188万円の差が生まれました。

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住宅ローンは一度決めたら終わりではない。
選び続けること、見直し続けることが、長い返済期間を賢く乗り越える鍵になると実感している。

【免責事項】本記事に記載の試算数値(返済額・節約額等)は、筆者固有の借入条件に基づく概算です。同条件・同結果を保証するものではありません。本記事の情報は執筆時点のものであり、制度変更等により内容が変わる場合があります。住宅ローンの契約・借り換えのご判断は、必ず金融機関・税理士・ファイナンシャルプランナー等の専門家にご相談ください。

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