ミサワホームの工期は?契約から引き渡しまで約8か月の実際のスケジュール

新居の玄関先で鍵を受け取る手元(イメージ)
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  • ミサワホームと契約したら、住めるのはいつになるのか
  • 地鎮祭や上棟式は、やるものなのか
  • 建てている間、お金はいつ出ていくのか

これから注文住宅を契約する人が知りたいのは、このあたりだと思う。

我が家の場合は、下記のとおりだった。

  • 住めるまで
    契約から引き渡しまで242日、引越しまで253日(約8か月)
  • 地鎮祭・上棟式
    地鎮祭はやった(初穂料3万円)。上棟式はやらなかった
  • お金について
    着工の時期に、銀行が住宅ローンのお金をミサワへ直接払い、土地と建物の代金の支払いが済んだ。返済は12月から始まった。家賃とローンの2重払いになった月は、12月から4月までの5か月だった

我が家が建てたのは、ミサワホームの企画住宅「スマートスタイルH」で、契約は2021年である。
土地は換地前の新規分譲地だった。
自由設計の家や建て替えでは、期間が変わる部分もあるが、一つの事例として参考に紹介する。

日程は打ち合わせのときのスケジュール表を、金額は手元の記録をもとに書いた。

結論:住めるまで約8か月。地鎮祭はやり、返済は入居前から始まった

引越し前のアパートに積まれた段ボール(イメージ)

契約したのは2021年7月30日。正直、不安でいっぱいだった。本当に4,800万円もの大金を払えるのか。契約してしまっていいのか。

その不安を抱えたまま、引越しまでの253日が始まった。実際の日程は、次のとおりである(2021〜2022年)。

日付 出来事 契約から
2021年7月30日 本契約 0日
8月8日〜翌1月16日 打ち合わせ(15回・8〜9月はほぼ毎週末) —
10月 住宅ローンの本審査 —
11月1日 地鎮祭 94日
11月 住宅ローンの契約 —
11月(着工の時期) 銀行がローンのお金をミサワへ払い、土地と建物の代金の支払いが済む —
12月14日 住宅ローンの最初の返済(口座引き落とし) 137日
2022年1月24〜26日 本体の組み立て・上棟 180日(上棟)
2月13日 火災保険の打ち合わせ 198日
3月29日 引き渡し 242日
4月9日 引越し 253日

ざっくり分けると、契約から地鎮祭までが約3か月、地鎮祭から上棟までが約3か月(86日)。そこから引き渡しまでが約2か月である。工程は、子どもの4月の入学式に合わせて組んだ。

後戻りできない節目は3回。期限内に決め切れた

テーブルの上の工程表と付箋(イメージ)

打ち合わせの最初に、担当から「ここを過ぎると変更できない」という節目を3つ説明された。

  • 打ち合わせの3段階目:建物の構造に関わる変更ができなくなる
  • 仕様の決定:建築確認などの申請に関わる変更ができなくなる
  • 工事請負変更契約(決めた内容と金額で契約し直す):すべての変更ができなくなる。変更する場合は、追加料金や工事の遅れを招くこともある

期限内に決め切れた理由のひとつは、先に節目を知っていたことだ。「ここを過ぎたら戻れない」と身構えて、締め切りを意識しながら打ち合わせに臨めた。建てている間、節目を過ぎてから変えたくなったことは一度もなかった。

どこが後戻りできない節目なのかは、できれば契約の前に聞いておくと、心の準備ができると思う。

期限内に決め切れたもうひとつの理由は、企画住宅だったことだ。
部屋の配置などのおおよその構造はプランごとに決まっていて、自分たちの好みのプランを選ぶ形だ。そのほかに自分たちで選んだのは外観の色・内装・設備などである。

選べたことと選べなかったことは、別の記事にまとめた。

スマートスタイルで選べたことと、変更できなかったこと。ー体験紹介・ポイント・注意点ー
ミサワホームのスマートスタイルHで実際に選べたオプションと、変更不可だった仕様を体験談で紹介。企画住宅の自由度や制約を事前に知りたい方の参考になります。

契約後の打ち合わせは15回。週末は約5か月半、家づくりで埋まった

床材と壁紙のサンプルを見比べる夫婦の手元(イメージ)

契約から2022年1月16日までに、打ち合わせは15回あった。場所は近くの展示場やミサワのオフィス、内装メーカーのショールームなど、回によって違った。このほかに、銀行での手続きが2回、地鎮祭が1回あった。

ミサワとの打ち合わせでショールームに行ったのは、1回だけである。ミサワに決める前、ほかのハウスメーカーや工務店との打ち合わせで、いろいろなショールームをすでに回っていた。お風呂やトイレ、キッチンなどのイメージが、事前に固まっていたからだ。

8月から9月は、ほぼ毎週末が打ち合わせだった。地鎮祭の後も、内装や電気の配線を決める打ち合わせは続いた。最後の打ち合わせは1月16日で、本体の組み立てが始まる8日前である。

とにかく決めることが多く、それぞれに期限もある。怒涛の日々だった。妻ともよくケンカをした。原因はたいてい、選ぶもののセンスが合わず、どちらを採用するかだった。

打ち合わせの間、子どもたちにはテレビやゲームなどでしのいでもらった。妻の実家に預かってもらった日もある。この5か月半、子どもと遊んであげられる時間は短かったと思う。

打ち合わせで何を選び、何を削ったかは、別の記事に金額つきで書いた。

スマートスタイルHのオプション費用を全公開|我が家は引き算で44万円安くした
ミサワホームのスマートスタイルHのオプション実費を契約書明細から全公開。MGEO削除など引き算で44万円下げた内訳と、金を出して正解だった意外なオプションを住んでみた実感で正直に書く。

契約から94日で地鎮祭。上棟式はやらなかった

竹としめ縄で囲まれた地鎮祭の祭壇(イメージ)

※画像はイメージ(我が家の写真ではない)

我が家の場合、地鎮祭も上棟式も、やるかどうかは自分たちで選べた。地鎮祭だけやった。

地鎮祭:初穂料3万円、手配はすべてミサワ

地鎮祭は2021年11月1日。大安や仏滅といった日の吉凶はあまり気にしていなかったが、悪い日は避けたと思う。結果的に大安だった。かかったのは初穂料3万円(2021年当時)だけである。

初穂料3万円を納めるだけで、神主さんの手配も当日の準備も、すべてミサワホーム側でやってくれた。
私達は私服で行って、参加しただけだ。
お祓いや鍬入れの儀など一通りの儀式を済ませ、お供えの鯛と日本酒1升をいただいた。

着工前の近所へのあいさつも、ミサワホームがしてくれた。我が家があいさつに回ったのは、引越しの後だけである。新規分譲地で、周りもみな同じ時期に建てていたので、お互い様という空気があった。

上棟式:同じ分譲地では、ほとんどの家がやっていなかった

上棟式をやらなかったのは、営業担当から「同じ分譲地で建てた家は、ほとんど上棟式をやっていない」と聞いたからだ。上棟式は、施主が職人さんへの振る舞いやご祝儀を用意することもある行事だ。やらなかったことで困ったことは、今のところない。少なくとも、我が家のまわりではそういう時代なのだと感じた。

職人さんへのご祝儀も用意していない。営業担当からは「不要」と言われていた。組み立て中に現場を見に行ったとき、飲み物を一度だけ差し入れした。我が家がしたのはそれだけである。

これは我が家の分譲地での話なので、地域や担当者によって違うかもしれない。

地鎮祭から86日で上棟。家を見て、やっと「買った」と実感した

足場が組まれた上棟後の住宅(イメージ)

※画像はイメージ(我が家の写真ではない)

地鎮祭から本体の組み立てまでの約3か月で、現場では基礎工事が進んだ。基礎ができあがった段階で、一度現場を見に行った。その間も我が家は、内装や電気の打ち合わせを続けていた。

本体の組み立ては2022年1月24日から26日の3日間で、26日に上棟した。ミサワホームは、工場で作った木質系のパネルを現場で組み立てる工法である。

上棟の日は仕事で、立ち会えなかった。上棟の様子は、営業担当がタイムラプスで撮影して、専用のページに載せてくれていた。地鎮祭や建設中の写真も、そこで見られた。

ただ、そのページには見られる期限があった。保存しないうちに期限が過ぎ、今はもう見られない。
手元に保存しておけばよかったと若干後悔している。
写真をもらえるなら、期限がくる前に保存しておくのがいいと思う。

上棟の後、別の日に家の中に入って、内装を確認した。そのとき初めて、家を買ったんだという実感がわいた。新しい生活が始まることに、わくわくした。

上棟から引き渡しまでは62日で、この間に火災保険を決めた。火災保険は引き渡しの日から始めるので、その前に決めておく流れである。

お金はいつ出ていく?ローンの返済は入居の約4か月前から始まった

夜の食卓に並べた2通の封筒(イメージ)

我が家は着工の時期に、銀行からミサワへ一括で払われた

  • 10月:住宅ローンの本審査
  • 11月:住宅ローンの契約
  • 着工の時期:土地と建物の代金が、同じローンで銀行からミサワへ一括で支払われた
  • 12月14日:最初の返済が口座から引き落とされた

借りたのは地元の地方銀行1行、4,800万円・変動金利0.55%・35年である(2021年当時)。建てている途中で、工事代金を自分たちの貯金から払うことはなかった。借りたお金から各支払いをすべて済ませた残りは、12月中に我が家の住宅ローン専用口座へ振り込まれた。

着工の時期に一括で出るか、工事の進み具合に合わせて分けて出るかは、銀行と契約の条件で決まる。我が家のやり方が、どこでも使えるとは限らない。

家賃とローンの二重払いは5か月、毎月21万5,352円

返済が始まったのは12月14日で、まだアパートに住んでいた。引越しは翌年4月9日で、4月分の家賃も満額で払った。入居前の期間は約4か月だが、両方の支払いがあった月で数えると、12月から4月までの5か月になる。

項目 毎月 5か月分
アパートの家賃 89,688円 448,440円
住宅ローンの返済 125,664円 628,320円
住居費の合計 215,352円 1,076,760円

※金額は2021〜2022年当時のもの。

二重払いになることは、事前に説明を受けていた。だから慌てることはなく、毎月淡々と払っていた。

ただ、その5か月は貯金ができず、足りない分は貯金を崩して生活した。家賃は住んでいる以上払うお金で、ローンもいずれ払うお金なので、損をしたとは思っていない。それでも、入居前の数か月は貯金が減っていく。

家を建てると決めたら、入居前に重なる住居費の分を、貯金として残しておくと、気持ちが楽だと思う。我が家の場合は、月21万5,352円が5か月だった。

ローンの申込は、打ち合わせの真っ最中に来る

今振り返ると、ローンの本審査(10月)は、間取りや仕様の打ち合わせの真っ最中だった。

ただでさえ、家の造りについて決めることが多いのに、そこに住宅ローンについても勉強しなければならない。頭がパンクしそうになる。

住宅ローンは、いくつかの銀行を比べることで、金利やその他の条件が自分に合うものを選べる。
ただ、我が家の場合は換地前の土地を購入したため、住宅ローンを借りることができるのが地元の地方銀行1行だけだった。だから、比べることができなかった。

選べなかった結果、金利の面では100万単位で損をした。換地が終わり、ほかの銀行でも借りられるようになってから借り換えをして、ようやく、その時点で最安の金利にたどり着いたのだ(2025年3月)。

これから借りる人には、同じ損をしてほしくない。
打ち合わせが始まる前に一度、住宅ローンについても調べておくと、最初から条件に合うものを選べると思う。我が家の場合にどれくらいの差になったかは、別の記事に書いた。

住宅ローンを借りるなら、これだけはやって!|比べないと数百万円の差がつく
住宅ローンを提携ローンだけで決めていいのか。我が家は選べる金融機関が地方銀行1行だけだった。金利0.5%の差は35年で約457万円。借り換えの諸費用は131万円かかった。契約前にやっておけばよかったことを実額で書いた。

4月に住みたいなら、いつ契約する?我が家の日程で逆算

新居の玄関にそろえた子どもの靴(イメージ)

我が家の目標は、子どもの4月の入学式だった。実際の日程を「引き渡しの何か月前か」に直すと、次のようになる。

引き渡しの 我が家でやったこと 日付
約8か月前 本契約 2021年7月30日
約5か月半前 住宅ローンの本審査 10月
約5か月前 地鎮祭 11月1日
約4か月前 住宅ローンの契約 11月
約3か月半前 最初の返済(引き落とし) 12月14日
約2か月前 上棟 2022年1月26日
— 引き渡し 3月29日

我が家の進み方だと、4月に住むには前の年の7月末までに契約する必要があった。実際、7月末の契約はタイムリミットぎりぎりだった。もう少し早く契約していれば、打ち合わせにも余裕を持って臨めたと思う。

これはスマートスタイルH(企画住宅)で、打ち合わせを期限内に決め切った場合の日程である。自由設計の家では、打ち合わせの期間がもっと長くなる場合もあると思う。

それに、今の納期が当時と同じとは限らない。本命のハウスメーカーが決まったら、契約から引き渡しまでのスケジュール感も聞いておくと、住みたい時期に間に合うかが分かる。

よくある質問

Q. ミサワホームの工期はどれくらい?

スマートスタイルH(企画住宅)で建てた我が家の場合は、契約から引き渡しまで242日(約8か月)だった。地鎮祭から引き渡しまでは148日(約5か月)である。自由設計の家の工期は、我が家には分からない。

Q. 地鎮祭はやったほうがいい?

我が家はやって、初穂料として3万円を納めた(2021年当時)。手配はミサワ側がしてくれたので、施主の手間はほとんどない。服装は私服、日取りは大安だった。やるかどうかは希望で選べた。

Q. 着工前の近所へのあいさつは、施主がする?

我が家はミサワホームがしてくれた。施主が回ったのは引越しの後だけである。新規分譲地で、周りも同じ時期に建てていた。

Q. 建てている途中で、まとまった現金は必要?

我が家は、着工の時期に銀行が住宅ローンのお金をミサワへ一括で払ったので、工事代金を貯金から払うことはなかった。ただ、返済は入居前から始まったので、家賃と重なった分は貯金を崩した。支払い方法は銀行とハウスメーカーで決まるので、契約前に確認できる。

Q. つなぎ融資は使った?

使っていない。土地と建物の代金は、着工の時期に、銀行が住宅ローンのお金からミサワへ一括で払った。そのかわり、返済は入居の約4か月前から始まった。

Q. 職人さんへのご祝儀や差し入れは必要?

我が家は営業担当から「不要」と言われ、ご祝儀は用意しなかった。差し入れは、組み立て中に現場へ行ったときの飲み物1回だけである。

まとめ

段ボールが1つ残る新居のリビング(イメージ)

ミサワホームのスマートスタイルHで建てた我が家は、契約から引き渡しまで242日、引越しまで253日(約8か月)かかった。地鎮祭は初穂料3万円で済み、上棟式はやらなかった。お金は、着工の時期に銀行が住宅ローンのお金をミサワへ一括で払い、我が家の返済は入居の約4か月前から始まった。

これから契約する人が先に確かめておけることを、最初の3つの疑問に分けて並べる(2021〜2022年の我が家の例)。

疑問 先に確かめておけること 我が家の場合
いつ住めるか 住みたい時期から逆算した契約の時期
本命のハウスメーカーの今の納期
後戻りできない節目
4月入居で、7月末の契約がぎりぎりだった
地鎮祭・上棟式 やるかどうか
やるなら費用と、どこまで手配してもらえるか
地鎮祭だけやった。初穂料3万円。手配は全部おまかせ
お金 住宅ローンの金利
ローンのお金が出る時期と、返済が始まる時期
入居前に重なる住居費の分の貯金
住居費が月21万5,352円になった期間が5か月

不安の中で契約してから、鍵を受け取るまでの約8か月。家づくりの日程は、工事の日程であると同時に、お金が動く日程でもあった。

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この記事は、我が家が実際に家を建てたときの日程と金額をもとにまとめたものです(2021年契約・2022年引き渡し)。工期や支払いの方法は、商品・土地・時期・金融機関によって変わります。ひとつの「リアルな声」として参考にしてください。

【免責事項】本記事の情報は執筆時点のものであり、制度変更や金利の改定等により内容が変わる場合があります。住宅ローンや契約のご判断は、必ず金融機関・ハウスメーカー・専門家にご相談ください。

※本記事の画像は、生成AIで作成したイメージです。

この記事を書いた人
ぶじゅパパ

アラフォー共働き夫婦の夫。2022年にミサワホームの企画住宅「スマートスタイルH」で家を建て、5年目。
・住宅ローン4,800万円(変動金利・頭金ほぼゼロ)
・2025年3月にモゲチェックで比べて借り換え、実質196万円の節約
・2026年9月、借り換え先から金利1.395%への引き上げ通知を受けた
・総費用4,965万円、外構295万円、点検と修理の記録9件を実額で公開

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