私達ぶじゅ家がスマートスタイルHに住み始めて間もなく4年になる。
全体的に住み心地には満足している。
特に3mの高さがある開放的なリビングは、この家を選んでよかったと素直に思える空間である。
それでも、暮らしを重ねる中で「ここはこうしたかったなぁ」と思うところはある。
今回は、そのリアルな後悔ポイントを3つ紹介する。
後悔ポイント①:階段途中の大きすぎた”はめ込み窓(134cm × 83cm)”

スマートスタイルHでは、標準で階段途中に高さ134cm・横幅83cm(窓枠込み)の大きな“はめ込み窓”がある。
「この家で一番後悔しているポイントは?」と聞かれたら、まずここを思い浮かべる。
打ち合わせ当時から、断熱のことを考えるとこのはめ込み窓は不要ではないかと考えていた。
ただ、妻の「階段と廊下が暗くなるのは嫌だ」という意見を尊重し、そのまま採用することにした。
実際、日中の採光という点では満足しているし、空間としての抜け感もある。
しかし、住んでみるとやはり懸念していた部分は現実になった。
階段は1階と2階をつなぐ空気の通り道である。
そこにこのサイズの固定窓があることで、外気の影響を想像以上に受けやすい。
冬は2階が冷えやすく、
夏は暖かい空気が上にこもりやすい。
特に冬場は、階段から冷気が下りてくるのをひしひしと感じる。
もし、もう一度注文住宅を建てるとしたら、この窓はなくす可能性が高い。
後悔ポイント②:階段の三角ステップ

スマートスタイルHの階段は、途中に三角形のステップ(回り階段部分)が入る仕様である。
以前、メゾネットタイプの賃貸住宅に住んでおり、三角形ステップの階段は奥に向かって細くなるため、
・掃除機のヘッドが入りづらく
・角にホコリが溜まりやすい
といった点があり、掃除がしづらいというストレスがあった。
そのため、注文住宅では四角ステップの階段にしたいと考えていた。
しかし、打ち合わせの場で希望を伝えたところ、四角ステップにするためには階段の段数を増やすか、
1段あたりの高さを高くする必要があり、スキップフロア構造で家全体の高さがあるスマートスタイルHでは、
それが難しいということであった。
つまり、四角ステップにするという選択肢は、実質的に取れなかったのだ。
見た目に不満があるわけではない。
構造上そうなることも理解している。
ただ、「もし選択できるなら四角ステップにしたかった」というのが正直な気持ちである。
スキップフロアの立体感と引き換えに、階段形状は自由に選べない。
この“変更できない部分がある”という点は、スマートスタイルHを検討するうえで理解しておくべきポイントの一つだと感じている。
後悔ポイント③:玄関ポーチの屋根が短い

我が家の玄関ポーチの屋根の出幅は、外壁から約51cmである。
上から見ると、玄関タイルの半分ほどの長さである。
打ち合わせの段階で、この長さは気になっていた。
雨を防ぐにはやや心もとないのではないかと感じ、出幅を広げられないか相談もした。
しかし、スマートスタイルHの外観バランスと構造上の制約により、出幅の変更は難しいとのことであった。
つまり、この部分も実質的に選択肢はなかった。
51cmという寸法自体は、玄関ポーチの屋根として極端に短いわけではない。
実際、小雨程度であれば問題はない。
ただ、雨脚が強い日や横から吹き込む雨のときは、鍵を開けている間に肩や腕が濡れてしまうことがある。
荷物を持っていると、なおさら余裕はない。
デザインとしては整っている。
しかし機能面を優先するなら、もう少し出幅に余裕が欲しかったというのが正直な感想である。
まとめ

今回紹介した3つの後悔ポイントは、どれも致命的な失敗というほどのものではない。
階段途中のはめ込み窓は、空間に明るさと抜け感をもたらした。
しかしその一方で、断熱という観点では生活への影響もあった。
三角ステップの階段は、スキップフロアの立体感を実現するための仕様であった。
だが掃除のしやすさという面では、理想通りとはいかなかった。
玄関ポーチの屋根も、外観としては整っている。
ただ、雨を防ぐという機能を優先するなら、もう少し出幅が欲しかった。
どれも「失敗」というより、
デザインや構造と引き換えに選ばれた仕様である。
注文住宅は自由度が高い。
しかし実際には、変更できない部分や、優先順位を決めなければならない場面が必ずある。
空間の美しさを取るのか。
機能性を優先するのか。
そのバランスをどう取るかが、住み心地を左右する。
私たちのこの小さな後悔が、
これから家づくりをする方の参考になれば嬉しい。
