ハウスメーカーと工務店、どちらがいいのか。
家づくりを考え始めると、多くの方がまずここで迷うのではないでしょうか。
・ハウスメーカーは安心そう
・工務店は自由度が高そう
・ローコストメーカーは価格が魅力的
住宅会社を決めれば前に進めるはず、そう思って見学にも通いました。
「性能の違い、価格の違い、安心感の違い」
調べれば調べるほど情報が増え、決めるどころか、ますます迷いが深まっていきました。
・土地も大事
・子育て環境も気になる
・予算もある
考えなければならないことは、ほかにもたくさんありました。
でも、あとから振り返って思いました。
私たちは、本当に会社で迷っていたのだろうか、と。
そのときはきっと、何かがはっきりしていなかったのだと思います。
住む場所のこと、予算のこと、優先順位が自分たちの中で整理できていなかったのかもしれません。

1.家づくりの迷いは、大きく分けると3つ
そのとき気がついたのは、迷いを分けて考えることの大切さでした。
家づくりの迷いは、大きく分けると3つあります。
① 建物の迷い(デザイン・性能・間取り)
② 暮らしの迷い(立地・周辺環境・通勤や通学)
③ お金の迷い(総額・月々の支払い・将来の不安)
「ハウスメーカーか工務店か」という問いは、①建物の迷いの一部です。
でも実際には、②や③も同時に抱えていることが少なくありません。
いくつもの迷いを抱えたまま、
“住宅会社を決める”というひとつの答えを出そうとしていました。
それが、私たちの足を止めていたのだと思います。
2.住む場所が決まっている人の場合
もし、すでに土地が決まっているなら、
住宅会社を見学し、図面案や概算見積を出してもらうことはとても有効だと思います。
実際に提案を受けてみると、
・どのくらいの広さが取れるのか
・どんな仕様が標準なのか
・総額はいくらくらいになりそうか
が具体的に見えてきます。
そうすると、①建物と③お金のバランスが少しずつ見えてきます。
ハウスメーカーか工務店かという分類だけではなく、
「自分たちに合うかどうか」で考えられるようになります。
3.土地が決まっていない場合
土地から探し始める場合は、迷いの形が少し変わるように感じました。
私たちの家づくりでも、
ハウスメーカー、ローコストメーカー、工務店。
どの分類の中にも「ここならお願いしたい」と思える建物を作ってくれそうな会社がありました。
そのため、建物の不安は、少しずつ解消されていったのです。
けれど、そこで止まりました。
希望するエリアに、条件に合う土地がなかなか見つからなかったからです。
会社は見つかっているのに、
建てる場所が決まらない。
その状態が思いのほか長く続きました。
あのとき初めて、
「建物」と「土地」は、切り離して考えると前に進みにくいことがあるのだと気づきました。
土地から始める場合は、
会社選びと同時に、
どんな暮らしをしたいのか、どの地域で過ごしたいのかを
セットで考えることが大切なのだと思います。
4.まずは、迷いを分けてみる
もし今、会社選びで立ち止まっていると感じているなら、
一度こう問いかけてみてください。
私は今、何で迷っているのだろう?
① 建物(デザイン・性能・間取り)
② 暮らし(立地・周辺環境・通勤や通学)
③ お金(総額・月々の支払い・将来の不安)
どれが一番大きいかが見えるだけで、
次に取る行動は変わってきます。
②暮らしが曖昧なら、まずはエリアや条件の整理から。
暮らしがある程度決まっているなら、住宅会社を回りながら、建物とお金を具体化していきます。
迷いを分けることが、前に進むための第一歩になります。
5.まとめ
ハウスメーカーか工務店か。
その問いに迷うのは、とても自然なことだと思います。
でも、もしかしたら迷いは
ほかのところにもあるのかもしれません。
建物、暮らし、お金。
ひとつずつ分けて考えてみると、
見え方が少し変わってくることもあります。
家づくりは、人生の中でも大きな選択です。
焦らず、迷いを整理するところから始めてみてはいかがでしょうか。
